高木正勝 Takagi Masakatsu | |
1979年、京都生まれ。映像と音楽の制作を等価に手掛け、世界的な注目を集めるアーティスト。CDやDVDのリリース、美術館での展覧会や世界各地でのコンサートなど、分野に限定されない多様な活動を展開している。オリジナル作品制作だけでなく、デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアーへの参加、UAやYUKIのミュージック・ビデオの演出、芸術人類学研究所や理化学研究所との共同制作など、コラボレーションも多数。 広島市現代美術館でのグループ展に出品(3/14~5/10)、東京都現代美術館コレクション展に作品上映(3/20~6/28)。NOKIAのコミッションで制作した映像/音楽作品が世界各地のNOKIAフラッグシップストアおよびヒースロー空港ターミナル5にて公開中。 | |
http://www.takagimasakatsu.com |
ヤドランカ Jadranka Stojakovic | |
旧ユーゴのサラエボに生まれ、国民的歌手であると同時に、国際的アーティスト。10代でスターダムに登る一方、大学に入りなおし心理学を研究。その傍ら、国立劇場の演劇音楽の作詞作曲や、TVドラマ、ドキュメンタリー映画の音楽プロデュースで活躍する。1984年、サラエボ冬季オリンピックのテーマソングを手がけ、同年ユーゴスラビア芸術賞を受賞。1988年、幼い頃より関心の深かった日本に滞在中、祖国の内戦により帰国が不可能に。それをきっかけに日本に拠点を移し、精力的に音楽活動を行っている。 これまでTBS「筑紫哲也のNEWS23」エンディングテーマ、「神々の詩」挿入歌、NHK「ローマ帝国」テーマ曲ほか、CM、映画、CDやゲームソフトへの楽曲提供なども多く手がけている。2007年秋に最新アルバム"音色 おといろ" を発表。 | |
http://jadranka.jp |
松平 敬 Matsudaira Takashi | |
愛媛県宇和島市生。東京芸術大学卒業。同大学院修了。在学中より作曲、即興演奏などにも興味を持ち、声楽家としてのトレーニングに加え、スコア・リーディング、対位法など幅広い音楽研鑽を積む。2000年よりほぼ毎年ドイツのキュルテンで開催されたシュトックハウゼン講習会へ参加、シュトックハウゼン作品の作曲技法や正統的な演奏法について学ぶ。これまで3度、同講習会に於けるコンサートに出演し「ティアクライス」「7つの曜日の歌」「シュピラール」を作曲者の監修のもと演奏、2007年の「シュピラール」の演奏に対してシュトックハウゼン賞を獲得する。2004年、湯浅譲二、クセナキスなど全曲前衛作品ばかりによるリサイタルを開催し「音楽の友」誌不などで高く評価される。2005年にはシューベルト「冬の旅」とケージ「冬の音楽」を組み合わせた演奏会を企画する。同年、曽我部清典(トランペット)、中川俊郎(ピアノ、作曲)と双子座三重奏団を結成。2007年2月にはケルンにおいて志田笙子、シェルシ、ケージの作品を演奏し、その全内容はドイツ国内で放送される。2007年6月、全曲シェーンベルク作品によるリサイタルを開催。声楽家としての活動に加え、作・編曲、合唱指揮、「レコード芸術」誌への執筆活動なども行っている。現在、聖徳大学、文教大学講師、日本声楽アカデミー会員、双子座三重奏団メンバー。 | |
http://matsudaira-takashi.jp |
熊澤洋子 Kumazawa Yoko | |
1979年生まれ。4歳よりバイオリンを始める。大学で民族音楽サークルに所属して東欧ロマ(ジプシ−)音楽に傾倒し、2000年よりライブ活動を開始。ルーマニア・ブルガリアを始めとする東欧文化圏の音楽、またロマ(ジプシーと呼ばれてきた人々)の音楽をとりあげて演奏する活動を、関西のみならず全国各地で続けている。クラシック音楽とは異なる、地域性豊かなバイオリンの奏法やその魅力に焦点を当てながら、各地でワークショップを開き、また東ヨーロッパの踊りの研究家との共同ワークショップも数多く開催してきた。2004年にはルーマニア、ブルガリアへ渡り、音楽の根ざす現地をフィールドワークし、さらに研究を深める。また、ダンス音楽への興味から中近東のベリーダンスの音楽に興味をもち、ベリーダンサーに生演奏でダンスを踊ってもらうパフォーマンス・イベントなどを開催し、好評を得ている。一方、近頃話題になったジプシー・スウィングやジャズ、ロックやポップス等でも、小曽根真氏、あがた森魚氏、高野寛氏をはじめとするさまざまなアーティストの舞台やレコーディングに参加し、ジャンルを超えた幅広い活動を全国で続けている。2003年には初のCD「ロマのうた」を「しげとくま」というユニットで発表、好評を博している。また、2003年よりバイオリンの教室も主宰し、バイオリンを多くの人に身近にしてもらう活動も行っている。 2008年秋に東欧・バルカン地方の民謡や舞曲を取り上げた初のソロ・アルバムをリリース予定。 | |
http://www.geocities.jp/gypsykuma/ |
金子鉄心 Kaneko Tessin | |
イーリアンパイプス、ホイッスル、サックス '86年、ロックバンド「おかげ様ブラザーズ」のサックス奏者として(株)テイチクよメジャーデビュー。その後、ケルト音楽など、ヨーロッパ伝統的大衆音楽の影響を受け、'98年、ギタリストの押尾コータロー氏等と共に「オーサカ・エグザイル」を結成する。また、サックス以外にも、イーリアン・パイプス(アイルランドのバグパイプ)、ティン・ホイッスル、ケーナ、尺八などを用いて、様々なジャンルのミュージシャンとのコラボレーションを重ねる。'04年、鞴(ふいご)を使った楽器(イーリアンパイプス、アコーディオン)とギターによるアンサンブル、「鞴座(ふいござ)」を結成。ヨーロッパ各地の民族音楽のエッセンスを盛り込んだオリジナル作品を数多く発表する。現在、アイリッシュ・フィドラー功刀丈弘のライブサポートや、劇団☆新感線の舞台音楽のレコーディング等で活躍中。 | |
http://www.kanekotessin.com/ |
ヤマカミヒトミ Yamakami Hitomi | |
中学校のブラスバンドでサックスを始める。立教大学卒業後、会社員生活を経て2004年より音楽活動に専念。キューバ・トリニダット・アフリカ音楽等をミックスしたサウンドに日本語の歌詞をのせたスタイルで独自の世界を築いているバンド「カセットコンロス」のメンバーとしてライブを全国で展開、夏フェスにも多数出演。『KING goes CALYPSO』(キングレコード)まで、4枚のオリジナルアルバムをリリース。さまざまなアーティストのライブサポートもおこなうなか、2005年より小野リサのバンドに参加。全国ツアー、アジアツアー、海外のジャズフェスティバルに出演。大澤誉志幸・bird・Ann Sally・saigenji・ハナレグミ・おおはた雄一・つじあやのなどのアーティストのアルバムレコーディングの他、CM・ドラマ・映画のサウンドトラックのレコーディングも多数。 | |
http://hitomimi.exblog.jp/ |
オライビ OLAibi | |
ooiooのドラマー、パーカッショニストとして、国内外で活動中。また、ピアニストの塚本サイコとのユニットでNHK教育TVや、映画音楽等を担当する他、様々なアーティストとのコラボレーション、レコーディングを精力的に行っている。 10本以上の太鼓に音階をつけた、ソロアルバム"Humming moon drip"が発売中。(felicity) | |
http://www.olaibi.com |
佐藤直子 Sato Naoko | |
クラシック、現代邦楽、ジャズ、民族音楽、ポップス、と様々なジャンルを経て、現在マルチパーカッショニストとして精力的に活動中。アーティストのライブサポートやレコーディング、舞台音楽、映画音楽、ドラマ、CM、ゲーム音楽等に数多く参加。 1977年、兵庫県生まれ。幼少よりエレクトーンを通し音楽に親しむ。中学校の吹奏楽部で打楽器を始める。17歳よりジャズドラマーにドラムを師事。1999年、桐朋学園大学音楽学部卒業。クラシック・現代音楽の打楽器、鍵盤打楽器を佐野恭一、安倍圭子、加藤訓子氏に師事。2002年、故 高橋ひろ氏(元チューリップ)との共演をきっかけにポップスの演奏を始める。ドイツ ベルリンに「GONDWANA」(第二回ジャズ&ブルース アワード ベルリン優勝バンド)と共演。2003年頃より邦楽打楽器を西川啓光氏に師事。三味線 西潟昭子氏(日本文化藝術振興賞受賞者)のライブにゲスト参加する。 主に 乙三.(2003年~)、チェン・ミン(2005年~)をサポートし その他にもジャンル問わず精力的に活動中。 | |
http://satonaoko.jp/ |
沢田穣治 Sawada Jyoji | |
作曲家・編曲家・プロデューサー・ベーシスト コントラバス奏者としてキャリアをスタートさせ、現在はショーロ・クラブ(バンドリン・秋岡欧、ショーロ・笹子重治、コントラバス・沢田穣治)のメンバーとして活躍中。また、個人での作家活動では映画、アニメーション、CMなどの音楽監督から様々なアーティストのプロデュース及びアレンジ(特にストリングスアレンジ)などに関わっている。演奏家としてはコントラバスに限らずエレクトリック・ベースを駆使し、ノイズ、音響系のパフォーマンス等にも参加。特に海外のアーティストとのコラボレーションは数多く、国内のみならず海外での演奏活動も多数。また、現代音楽の作曲家として横浜市文化振興財団作曲家シリーズにて委嘱作曲家に選出されるほか、2004年にはクラシック専門レーベル「フォンテック」から室内楽作品集『silent movie』をリリース。最近では敦煌の古楽器や雅楽奏者とのコラボレーション及びプロデュース、緊縛師有末剛氏とのパフォーマンス・ユニット「東京緊縛オーケストラ」などで活動する他、幻想的な室内楽アンサンブルユニット「架空線上の音楽」も再始動させている。 音楽のジャンルやカテゴリーに囚われることなく、沢田本人が聴いてみたい、観てみたいと思える作品の制作に日々没頭中。また、音楽以外の活動では自称「日曜写真家」としてアルバムのジャケット写真を手がけたり、2007年6月には初の個展を開催したりしている。 現在は2009年5月公開予定の映画「群青」(中川陽介監督)の音楽を制作中。 | |
http://www.jyojisawada.com/ |